こんにちは、医学部3年の新田です。
昨日、芦屋中央病院にお勤めのトレーナーの谷口さんをお招きし、トレーニングについて教えていただきました。まずは座学でトレーニング理論について学び、続いて実践。正しい姿勢や体の動かし方を身体に叩き込んでいただきました。
実はこの方をお招きするのは、今回が四度目です。谷口さんとは3月9日に大谷体育館で開催された練習会で出会い、4年生の遠藤先輩のご提案で、月に一度お越しいただけるようになりました。
谷口さんは正しい姿勢・正しいやり方を重視なさっており、今はそれら基礎をマスターするためのトレーニングを教えて下さっています。それができれば、徐々に強度を上げていき、本格的に身体づくり、体力づくりをしていくようです。
四度目のトレーニングだった昨日は「フォームの習得」という目標を掲げた基礎トレーニングを行った後、今話題の「TABATAトレーニング」を教わりました。これは、立命館教授の田畑泉氏が考案したトレーニングで、(強度の高い運動[20秒]+レスト[10秒])を8セット行うものです。非常にシンプルかつ短時間で終わるトレーニングですが、一気に心拍数を上げることができ、心肺機能の向上が期待できます。今回は最大でも本来の半分(4セット)しか行いませんでしたが、正直とてもハードでした。序盤はみんな涼しい顔でこなしますが、だんだんと泣き叫ぶ人や悶え苦しむ人が出てきます。終盤に近づくと疲労で手足が動かなくなり、終わった後は全員その場に倒れこんでしまいました。へとへとになってしまうトレーニングですが、皆で声を掛け合いながら体を動かすのはとても楽しく、完遂した瞬間は何とも言えない達成感がありました。これを継続し、レースのラスト250mでいかに全力を出せるかというところに生かしていきたいです。
ただ、口で言うのは簡単ですが、継続して努力するというのはなかなか難しいものです。明確な目標を定めて、クルー全員でそれを意識し、互いに高めあっていくことが大切です。入部したばかりだと思っていた1年生も日に日に上達し、西医体に向けて頑張ろうという雰囲気になっている今、一層気を引き締めて強いクルーを作れるよう努力していきたいと思います。
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