澪麗 C新田(3年)、小倉(3年) S市田(3年) 3船方(1年) 2宮本(2年) B藤本(3年)
お疲れ様です。医学科3年の市田瑛琢です。10月20日に河内貯水池で行われた県民レガッタについての結果と感想を書いていきたいと思います。
産業医科大学からは男子舵手付きフォア2艇と女子シングルスカル1艇が出漕しました。男子舵手付きフォアは、九州大学、福岡教育大学、産業医科大学(澪麗)、産業医科大学OB(煌牙)の4艇が出漕したため、試合は予選と決勝の2レース行われました。私たちの初戦の相手は九州大学でした。普段、思うように練習することができておらず、試合当日まで一度も5人で一緒に乗ったことがなかったため、正直4人でリズムが合うかどうか不安でした。その不安は悪くも的中してしまいました。出漕した直後、なかなか4人でリズムを合わせることができず、バランスも崩れていました。しかし、技練、低レイトと調整していくと、次第に4人でリズムが揃い始め、予選Aではなんとか九州大学に勝利することができました。勝利してほっとしていた時、予選Bのレースが始りました。結果はなんと昨年優勝した産業医科大学OB(煌牙)が福岡教育大学に惜敗してしまいました。その結果を受け、決勝では予選よりも過酷なレースになることを確信しました。予選レース後のミーティングで、予選では漕ぎが小さくなっていたため、決勝では大きく漕ぐことを目標としました。決勝は、産業医科大学(澪麗)、福岡教育大学、タイム上がりした九州大学の3艇のレースになりました。決勝のレースは私が想像していた以上に僅差のレースでした。スタート直後、私たちは出遅れてしまい、九州大学、福岡教育大学に半艇身ほど出られてしまいました。しかし、大きく漕ぐという意識が4人で共有できていたため、コンスタントで差をみるみる縮めていきなんとか優勝することができました。
今回のレースでは、「どの艇にも負けない」という気持ちがクルー全員でうまく共有できたレースになったと思います。と同時に、気持ちだけでは今回のレースでは勝つことができたものの、練習しなければ次回、勝負した時に負けてしまうということが強く実感できたレースでもありました。普段の練習は地味できついことばかりですが練習しないとなーと思います。